当院での食事のご相談について
人にとっても動物にとっても、どの時期に、どんなものを食べるかという食習慣は、非常に重要なものです。食事の摂り方ひとつで、病気になったり、逆に病気が改善したりということもあり、食事は健康維持のためには非常に重要な要素となっています。
毎日の食事は体作りの柱であり、人の子育てでも、「食育」が重視されていますが、家族の一員である動物にとっても、食育という観点は大切です。成長段階によっても必要な栄養素のバランスは異なりますし、何らかの病気の治療中であったり、手術前後では、それに適した療養食などを考える必要があります。
当院では、その時々に適した食事管理のお手伝いいたします。経験豊かなスタッフが、毎日おいしく食べて続けられ、健康な体づくりができるフード選びのご提案をいたします。大切な食事を、ただお腹を満たすだけのものにしてしまってはもったいないです。食事を通して健康で豊かな家族の一員としての暮らしをサポートしていきます。
当院では食事のご相談に関し、以下の3点を重視したサポートを
行っています
- 健康維持及び病気の食事面からの改善を成長段階も踏まえ適切な栄養バランスで考えます。
- 健康な時はもちろん、病気で食欲がない時もおいしく食べられる豊富な選択肢を用意します。
- どの様なタイミングで、どんな食事にするかをご提案。フードやおやつ、お皿など、ご家族との絆も深めるものにします。
当院の扱っているフード
総合栄養食
理想的とされる栄養がとれるフードで、新鮮な水とともに与えるだけで、そのライフステージ(成長段階など)に必要な栄養成分が、バランスよく配合されています。偏った食事などが要因となる病気の予防も期待できます。
ライフステージのイメージ
- 哺乳・離乳期
- 成長期
- 維持期
- 維持期[不妊・去勢]
- プレシニア期
- シニア期
療法食(処方食)
各種の病気それぞれに対して、適切な栄養成分が配合されたフードのことで、病気の改善や悪化・再発予防を目的としたものです。
食物アレルギーや下部尿路疾患などの病気では、フードを変えることで、薬によらず改善することもあります。
ドライフードや缶詰、レトルトパウチなど様々なタイプのものがあり、形や大きさなども豊富にラインナップされていますので、お好みに合わせて、おいしく食べることができるようになっています。
療法食が処方される主な疾患(例)
- 食物アレルギー
- 皮膚疾患
- 消化器疾患(便秘や下痢)
- 下部尿路疾患
- 慢性腎臓病
- 肥満
- 糖尿病
- 高脂血症
- 関節炎
- 肝疾患
- 心疾患
- など
当院が取り扱っているフードメーカー
- ROYAL CANIN(ロイヤルカナン)
- Hill’s(ヒルズ)
- VETERINARY HPM(ビルバック)
- Vet’s Selection(ベッツセレクション)